折畳式会議用テーブル
折畳式会議用テーブル・・・テーブル使用時は全体がしっかり固定。天板折り畳み状態ではキャスターで移動可能であり、テーブル同士を水平方向に重ねて収納可能。
折り畳み機構開発からスタート、ボール紙で機構試作を繰り返し、スチール製機構試作に移行。天板耐加重強度試験、水平保持強度、動きのスムーズさ、異音の有無等、何回かの試作の末やっと完成にこぎ着ける。
*ポストコロナにおけるオフィスのあり方を考えると・・・
個人のデスク=「執務スペース」は縮小 ⇒ 会議室・応接室など「非執務スペース」の拡大 ⇒ オンライン会
議を行いやすいよう防音性能が高い個室 ⇒ コミュニケーションを起こすカフェスペース
*オフィスの新しい価値
仕事の生産性はリモートワークよりオフィスの方が高まる。
会議など、皆で意見を言い合う場面は対面の方が進めやすい。
⇩
センターオフィスとしての企業のハブ機能となる場所は必ず必要。
働く場としてではない、交流空間・コミュニケーションスペースとしてのオフィス。
⇩
社員が通いたくなるオフィス
立地が良く機能が整っているオフィスが選ばれる。
*これからのオフィスに求められる機能
・オフィスのうち何割かは部屋の組み換えを行いやすい設計にする。
・人々の交流しやすい機能を創る。
・屋外空間も含めて「場」を設計する。⇒ 「密」ではない開放的な空間の重要性が高まる。
上記のマーケット状況から、
・対面用大型テーブルであり、
・組み合わせる事で大小グループに対応可能、
・時に応じて片づける事が出来、大空間を演出できる事。
・働く場として十分な価値を持つ大型会議用テーブル。
の需要は今後一層高まると考えられる。
ボール紙による折り畳み機構開発からスタート、最終製品デザインまで担当。 クライアント/㈱ナナミ