高齢者福祉施設用ヒノキ浴槽
福祉施設において従来から使用されている【ヒノキ風呂】は、その自然な
風合い、そしてヒノキの香りにより施設入居者、デイサービス利用者共に
人気が高く、福祉施設にとっては営業上の必須アイテムとも言える設備で
す。しかし、自然な素材を使い、製作上も職人技によって造られるモノだけ
に、価格も高く、また管理上もカビ・腐り等の問題が発生しやすく、4~5年
で交換を余儀なくされることもしばしばです。
今回、提案する施設用浴槽「ゆや」は浴槽本体を造る基材は住友ベークラ
イト製フェノール樹脂合板を使用、その基本特性により、腐り・カビは一切
発生せず強度も十分なことから、従来のヒノキ風呂が抱える保守点検・衛
生管理上の問題は、ほぼ発生する事はありません。また、浴槽基材のカバ
ーリングとして天然ヒノキ材を使用していますので、使用感は従来の天然
ヒノキ風呂と変わらず、ゆったり豊かなお風呂タイムを過ごしていただけ
ます。また、「kinoka]のデザイン上の特徴でもある、ヒノキサイディング方式
は、たとえ4~5年でヒノキ部分が変色または、カビが発生しても、ヒノキ
パーツのみを交換することで、リーズナブルに新鮮なヒノキ風呂に再生
する事が可能となります。この事は、日本国内で産出する杉・ヒノキ材の
持続的な有効活用であり、里山の環境保全にも繋がります。
ゆっくり寛ぐお風呂タイム
・・・実は日本の自然を守る大切な時間でもあります。